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恋心に天使  07/28/2010  
体の調子も良かったので少し遠出して、東京まで出た。
大した距離ではないかもしれないが、自分にとっては、少し遠い。

一通り店を見たあと、本屋に入った。
洋書がずらりと並んでるコーナーへ入ろうとして、ふと、見知った顔を見つけた。
全国大会で、俺に勝利した坊やだ。
しばらく見ていると、視線に気付いたのか後ろを振り返り目を軽く開いた。

「なんであんたがここにいんの」
「たまには遠出しようと思ってね」
「ふーん」

お互いジャージ姿しか見たことがなかったが、私服でも、彼の印象は変わらなかった。

「ねぇ、何見に来たの」
「君は?」
「俺はこれ」

右手で差し出されたのは「月刊プロテニス」。
そういえば今日が発売日だった。

「で?」
「俺は詩集を見に来た」
「詩集?」
「坊やにはまだ早いかな」

少しからかうと、むすっとした様子で洋書を見つめている。

「ねぇ、その坊やってのやめない?」
「越前」
「…リョーマ」

ボソッと呟かれたので一瞬わからなかった。が、すぐに名前を告げられたのだと理解する。

「リョーマくん?」

ふふ、と笑うと彼は笑いながら、「それがいい」と言った。
そして、

「ねぇ」
「ん?」
「ちょっと屈んでくんない」

不思議に思ったが、いわれた通りに屈むと、
唇に、

「え」

「じゃあ、またね」

ひらひらと後ろ手に手を振る彼を呆然とみたあと、我にかえる。

「…やってくれる」

とんでもないルーキーが青学にはいるな、と思いながら、キスされた唇を指でなぞった。

******
男前受け!(主張笑)
あんまり形が固まってないまま書くと、わけわからんちんになります。
でも彼ら中学生だしね!!リョーマくんアメリカ人だしね!!
外でキス余裕だよね!!
これからこのキスをネタにされます。幸村くん、好き!←
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