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スノーホワイト 1  08/24/2010  
最近、妙な奴に目をつけられた。気がする。

*

合宿所にある木々も、葉を地面に落とし始め、冬の香りが漂い始めた。

ハードな練習の合間にある、貴重な休憩時間。
幸村は壁に凭れながら、最近よく見かける彼を思い出した。

1年前、準決勝でベンチに座っていた彼。
シングルス1だったから、もしかしたら戦っていたかもしれない。
プレイを見る前に立海が勝ち、彼を目に焼き付ける前にその試合は終わってしまった。
名前は、

「幸村くんここにおったん」
「あ、」

向こうから、やってきた、彼。
白石蔵ノ介。
今年の全国大会で知り合ってから、何故かよく付きまとわれる。
嫌ではない。多分。

「気分でも悪いんか?」
「休憩してただけだよ」
「最近は風吹くと寒くなるから、ほどほどにな」
「そうだね」

包帯をまいた左手を見て、最初は怪我でもしたのかと思っていたが
ルーキー君を抑えるためだと苦笑いされたこともある。

「そういえば幸村くん、彼女とかおるん?」
「いや、居ない…けど」

最近こうして、話が恋愛方面に持っていかれることも多くなった。
理由はわからないが、好きなタイプや好きな場所など、細かく質問される。

「おらんの!?意外やなぁ」
「意外かな?」
「でもモテるやろ」
「君の方こそ」

自分ではあまり意識したことがないから、モテるモテないはわからないが
目の前の男がイケメンに分類されることくらいはわかる。

「ほんまに好きな子にモテへんと意味ないしな」
「あ、好きな子いるんだ」
「…気になる?」
「いや、別に」

そう答えたら、何故か白石くんが、がくっ!と頭を下げた。

「そこは気になるって言ってくれんと…」
「大阪の子だろ?見ても知らないし」
「いや、こっちの子やで。しいていうならいま目の前におるな」
「へぇ…」

あれ

「目の前?」
「おん」

「休憩終わるぞー!」

良いタイミングで誰かが呼びにきてくれた。
白石くんは眉を潜めながら、しゃーないな、と呟いて立ち上がる。

「ほな、行こうか」
「え、あ、あぁ」

右手を差し出されその手を掴むと、嬉しそうに彼は笑った。

「手、暖かいな」
「そうかな」

なかなか離さない手を訝しく思いながら、コートに向かって歩き出す。

「あ、ぶっちょー!あの…えっ」

コートに辿り着くと、赤也がにこやかに走りかけて…そして目を見開いていた。

「な、何してるんすか…」
「え?」
「やー切原くん、邪魔せんといてくれる?」
「じゃ、邪魔って…」
「赤也、行こうか」

繋いでいた手を振り払って、そのまま走り去る。

「…なにしてんスか」
「人の恋路邪魔する奴は馬に蹴られんで、切原くん」

笑いながらまた幸村を追いかける白石を見ながら、赤也は呆然と呟いた。

「…まじかよ」

****
多分いつか続きを書きます。
しらゆき書こうとしたのに
白石→幸村←赤也
とか意味不明なことに/(^O^)\
ギャグ書きたかったけどどうしてもこうなるのであった。
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